記憶装置の進化とデータ復旧イメージ

RAIDのデータ復旧とは

複数台のハードディスクを一台として認識するRAIDシステムは、その設定によって、高速化や大容量化を行ったり、安全性を高めたり、冗長性を備えさせることが可能です。


ただひとつのハードディスクとしてだけ認識するRAID0に比べ、ミラーリングによって片方のディスクが壊れてもデータをそのまま残せるRAID1や、パリティと呼ばれる符号をデータに追加することでデータの欠損があっても正しいデータを保持できるRAID5などは、ハードディスクの故障に非常に強く、万一、一部のデータが壊れても、データを取り出せるため、大切なデータを保存しておくには最適のシステムと言えます。


ただ一方で、複雑なシステムであるがゆえに、ミラーリングしていたふたつのハードディスクが両方壊れたり、パリティとデータの両方のデータが壊れるなどのトラブルに見舞われた際、自力での復旧はかなり難しいと言わざるをえません。

その場合は、RAIDのデータ復旧が出来るプロの業者に依頼されることをおすすめします。


■RAIDの故障について

RAIDの故障は、大きく分けて以下の3つが存在しています。

・コントローラーの故障

RAIDの構成を担っているコントローラーは複数台のハードディスクを制御している箇所。

それだけに、ここが故障してしまうと、正しくデータを読み込めなくなってしまいます。

ですがデータ自体は残っていますので、データ復旧を業者に依頼すれば、データはそのまま戻ってくる可能性は高いと言えるでしょう。


・論理障害

こちらはデータそのものが破損している場合の障害です。

間違ってデータを消してしまったなんて場合も、この論理障害に当たります。

その場合は、他のデータを読み書きしないよう、速やかにRAIDに対応したデータ復元ソフトを使うか、プロのデータ復旧業者に相談してみてください。


・物理障害

機械的に故障した場合は、物理障害と呼ばれます。

先に述べたRAID5構成にしておけば、たとえ1台壊れても冗長性があるためデータを取り出せますが、複数台が同時に壊れてしまった場合はデータの読み込みは行えなくなります。

そうなると、一般ユーザーではサルベージは難しいですので、こちらもデータ復旧業者に依頼されると良いでしょう。


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