記憶装置の進化とデータ復旧イメージ

RAIDの運用方法について

RAID構成のハードディスクは、その安全性の高さから、企業だけでなく個人からの需要も非常に高まっています。

しかし、RAIDは普通のハードディスクに比べて設定が難しいため、運用の方法を間違えると、大切なデータを一気に失くしてしまうことも・・・。


そこで、RAIDのハードディスクをどのように運用していけば安全にデータを保存出来るのかを、ポイントごとにまとめてみましたので活用してください。


■RAIDの設定は「0」以外を選択

RAIDには、複数のハードディスクをそれぞれどのような構成で使うかを設定することが出来ます。

その中で、大切なデータを保管しておく際に絶対に避けたいのが、RAID0という設定。

これは「ストライピング」と呼ばれる設定で、複数台のハードディスクに並列してひとつのデータを書き込むことで、高速に読み書きが出来るというもの。

また1TBのハードディスクを4台使えば、4TBのハードディスクとして認識してくれる点も特長です。


容量は大きくなるし、高速に読み書き出来るしでいいことづくめな反面、複数のハードディスクの一台でも壊れてしまうと、すべてのデータが読み込めなくなるというリクスを追っています。

4台使っていれば、故障率も4倍と、台数が多いほど故障率も上がります。


RAIDのハードディスクを購入した際は、まずはRAIDの設定を確認し、「0」になっていたら、ディスクがひとつ壊れてもデータをそのまま残せるRAID1や、一部のデータが欠損しても正しいデータを保持できるRAID5などの設定に変更するようにしましょう。


■LEDの不自然な点滅を見逃さない

RAID1やRAID5の設定にしている場合、1台のハードディスクが故障してもデータの読み込みは問題なく行えるため、故障していると気づかないまま使用しがち。

しかし、問題なくデータが読めるからと言ってそのまま使っていると、万が一、もう一台のハードディスクが壊れてしまった時に、すべてのデータが失われてしまうため危険です。


RAIDのハードディスクは、なにかしらの不具合が生じている場合は、LEDランプが通常とは違う点灯をしてくれるようになっていますので、LEDが不自然な点滅をしていたら、マニュアルなどでエラーの種類を確認し、適切な対処を取りましょう。

また問題なくデータが読み込めているうちに、他のハードディスクにバックアップを取っておくことも忘れずに!


■なるべく冗長性の高い設定を行う

RAIDのハードディスクには、RAID1やRAID5の設定よりも、より高い冗長性を誇るRAID6やRAID1+0といった設定も存在しています。

こちらは、3台以上のハードディスクが必要となりますが、そのうちの2台が壊れても、まだデータにアクセス出来るという強固な安全性を誇っています。

どうしても失くしたくない大切なデータを保管している場合は、RAID6やRAID1+0に設定しておくと良いでしょう。


■定期的にバックアップを取っておく

いくら冗長性を高く保っているとはいえ、機械ですので故障する時はしてしまいます。

100%安全な保存はありえませんので、大切なデータはバックアップなどを定期的に取って、複数箇所に保存しておくこをとおすすめします。

RAIDのハードディスクには、USB端子に外付けのハードディスクを繋げることで、自動的に定期バックアップを取ってくれる機種もありますので、いちいち保存する作業が面倒という方は、こういった機器を使うのもひとつの手ですよ。


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