記憶装置の進化とデータ復旧イメージ

SSDを快適に使う方法

SSDを長く快適に使用するためには定期的にメンテナンスを行うことをおすすめします。

SSDは書き込み回数に制限があるため、長年使用すると性能が衰えてきます。


■SSDが遅くなる原因

SSDはデータの上書きを直接行えないため、空きがない場合はブロック単位で修正を行うため速度が低下します。

長年使用すれば当然空き容量は無くなっていきますので、そうなるとブロック単位での修正が必要となり、速度が遅くなるというわけです。


■速度低下を抑止する機能

SSDの性能の衰えを抑止する機能として、[ウェアレベリング][ガーベージコレクション][Trim]という機能があります。

・ウェアレベリングとは 特定の場所にデータが集中して書き込まれることを防ぎ、分散して均等に書き込むようにすることで寿命を大きく伸ばすことが出来る機能です。

・ガーベージコレクションとは 動的なプログラムが使用しなくなったメモリ領域を確保し、空きブロックを増やして書き込み性能の衰えを防ぐ機能です。

・Trimとは 消去してもよいデータの情報をSSDに通知し、不要なデータを削除することで空きブロックを作り、速度低下を抑止する機能です。

[ウェアレベリング][ガーベージコレクション]に関してはSSDが自動的に行う機能のためユーザーが気にする必要はありませんが、Trimは有効にするか無効にするかの設定をユーザーが行えます。


■Trimの設定を確認する方法

Trim機能をオンにすることでSSDの速度低下は改善されます。

Trimの設定ですが、Windws8以降は自動的にオンになっているのですが、Windows7では自分で設定を変更する必要があります。

設定方法はコマンドプロンプトから行えます。

以下に手順を記載します。


・Trim設定方法(Windows7)

① [スタート]ボタンをクリック→[すべてのプログラム]→[アクセサリー]→[コマンドプロンプト]をクリック

② [管理者として実行]をクリック

③ 以下のコマンドを入力[fsutil behavior query DisableDeleteNotify]入力後Enterキーを押下

④ [DisableDeleteNotify = 0]となっていればTrimはオンの状態、[DisableDeleteNotify = 1]となっていればTrimはオフの状態です

⑤ Trimをオンにするには、続いて[fsutil behavior set DisableDeleteNotify 0]と入力しEnterキーを押下します。

これでTrim機能がオンになります。


■Trim機能をオンにする際の注意点

Trim機能をオンにして使用することで速度は改善されますが、誤って削除してしまったデータの復元は出来なくなります。

例えばゴミ箱を誤って空にしてしまった場合、Trimをオフにしている状態であれば復元ソフトを使ってデータ復旧が可能な場合がありますが、Trimをオンにしてしまうとこれが出来ません。

設定する際には注意をしましょう。


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