記憶装置の進化とデータ復旧イメージ

SSDのRAID10構成のデータ復旧

SSDで最も魅力的な点は、データの読み書きのスピードです。
ハードディスクのように磁気ヘッドや円盤部分を動作するということはなく、 専用コントローラーで管理していますので、データの読み書き速度の向上を実現できたのです。
磁気ヘッドと円盤部分が触れることはありませんので、 物理的に故障してしまう事例は少ないとの話です。
耐障害性と読み書きスピードの速度という点で、SSDは今非常に高い評価を受けています。


■RAID1構成ではSSDの長所が失われる

耐障害性は確かに高いのですが、データ消失の危険性が全くないわけではありません。
SSDは、静電気に弱いというメモリの特性も併せ持っていますので、 中を開けたら故障してしまうかもしれません。
そのようなトラブルを避けるために大きな役割を果たしているのがRAID構成の技術です。
RAID構成を構築していれば、SSDが仮に壊れたとしても、 データ復旧の可能性は十分にあると言えるでしょう。


RAID構成で、人気があるのは、2台の記憶媒体を使って運用するRAID1構成です。
ですが、RAID1構成は、SSDにはあまり向いていないという声もあります。
というのも、データを同時に2台のSSDに書き込んでいくので、 通常の運用よりも確実に書き込む速度が落ちてしまうからです。
せっかくのSSDの長所であるアクセス速度が低下してしまうというわけです。


■RAID10構成を使う

RAID1構成での速度の低下を心配するユーザーに高い評価を受けているのが、RAID10構成です。
RAID0構成のデータ処理速度の速さに、RAID1構成のデータの保守性を両立させた技術だと言えます。
RAID10構成の場合、SSDを4つ準備する必要があるのですが、 端末にこだわりを持って使う傾向のある技術者からは絶大な人気を得ているようです。
ただし、問題点もあり、その一つがSSDの価格の高さです。
4つのSSDを運用するとなりますと、初期投資の額はかなり高額になることでしょう。


■RAID10構成のデータ復旧

SSDのRAID10構成構築には、専用ハードウェアもしくはソフトウェアが必要となってきます。
最近は、ハードディスクが使われることが多いのですが、規格には十分気をつける必要があります。
SSDが故障してしまったら、故障したSSDを新品のSSDと交換します。
そしてリビルドボタンを押せば、データ復旧は完了となります。
RAID10構成では、2組以上の記憶媒体のペアをつくることになるのですが、 もしペアの機器が2つとも壊れてしまった場合には、データ復旧はできなくなってしまいます。
SSDはハードディスクとは違い、書き込みの上限回数が決まっています。
ですから、ハードディスクよりも、同時期に壊れてしまう可能性が高いといえ、 運用の際には、十分に気をつけなければならないでしょう。
もしも、複数のSSDが同時に故障してしまったら、 すぐにデータ復旧の専門会社に連絡をしてみてもらいましょう。
時間が経過すればするほど、データ復旧率は下がってしまうからです。


ただし、SSDのデータ復旧に対応している業者は、まだそう多くはありません。
迷った時には、業界最大手と言われるデジタルデータリカバリーをおすすめします。
また、SSDは静電気に弱いという特性がありますので、 SSDの取扱の際には、絶縁状態をつくることが肝心です。


ページトップへ