記憶装置の進化とデータ復旧イメージ

USBメモリを利用する際の注意点

USBメモリとは、フラッシュメモリを使用してデータを記憶する記憶装置です。

大容量化、低価格が進み、ほとんどすべての機器でも使用が出来るという点で利用している方も多いと思います。

しかし、大切なデータを保存しUSBメモリに障害がおきてデータを失ってしまうというトラブル発生することがあり、利用には注意が必要です。

ここでは、USBメモリを利用するにあたっての基本的な知識や対処法をご説明します。


■USBメモリには使用回数に上限がある

USBメモリメーカー各社でも公表されていますが、USBメモリのデータ書き込み回数には制限があります。

USBメモリは書き込みを行うと内部に劣化が進み、書き込み回数の上限は一般的に30万~100万回と言われています。

長期間にわたり頻繁に使用することで、ある日突然データの読み書きが行えなくなるといったこともありますので、定期的な買い替えをおすすめします。


■データの保存期間に期限がある

USBメモリのデータ保存期間は、書き換えにより劣化が起きていない状態で10年程度と言われています。

平均的に利用されているものでは3年~5年程度でデータの保存が出来なくなると言われています。

USBメモリは大容量化が進んでおり大きなデータのバックアップをする際にも便利ですが、バックアップデータを長期間保存しておくという利用方法は控えたほうが良いでしょう。


■コネクタ部分の劣化

USBメモリを使用する際はUSBコネクタに差し込んで利用することになりますが、機器の抜き差しによる劣化により、コネクタ部分は消耗するため寿命があります。

機器によっては強化されているものもありますが、一般的には1,000回~1,500回くらいが上限の回数と言われています。


■USBメモリの障害

USBメモリのトラブルには「物理障害」と「論理障害」の2種類のトラブルがあります。

論理障害の症状として多いのが、USBメモリを挿し込んでもパソコン側で認識しない、USBメモリを開いてもデータが見当たらない、「ファーマットしますか?」といったメッセージが表示されるといったものがあります。

これら論理障害は、正しい取り外し方をしなかった場合や、ファイルシステムの破損などにより発生します。

一方で物理障害とは、コネクタ部分が破損してしまったり、過電圧により基盤がショートしてしまうといったものになります。


■USBメモリのデータ復旧

USBメモリにトラブルが発生してしまった場合、軽度の論理障害であればデータ復元ソフトでの復元が可能なケースがあります。

しかし、重度の論理障害や物理障害といった場合はデータ復旧の専門会社に依頼をしなければ復元できないこともあります。

USBメモリには大切なデータを長期間保存しないことや、定期的に買い替えを行うといった対策が必要です。


ページトップへ